アルネ・ヤコブセンについて
アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen, 1902年〜1971年)は20世紀で最も影響力をもった北欧の建築家兼デザイナーの一人です。
デンマークデザインの父と呼ばれ、今日のモダンな北欧デザインの原型を作り上げました。
デンマーク・コペンハーゲンで生まれ、当時流行していたヴィクトリアン様式の中流階級の家庭で育ちました。
デンマーク王立芸術アカデミーでデザイン建築を学んだ後、1930年に自身の建築設計事務所を設立。
建築家としては、ミニマリスト的な引き算の美学を重視した姿勢がキャリアを一貫して貫かれています。
出典:www.phaidon.com |
1950年からはデンマークの家具メーカーであるフリッツ・ハンセン社とともに家具デザインを開始しました。
ヤコブセンは建築にとどまらず、インテリアや家具、ドアノブやテキスタイルから食器に至るまでトータルデザインを行うこともありました。もちろん、その中には時計も含まれます。
現在でも有名なスワンチェアやエッグチェアは、もともとはコペンハーゲンのSASロイヤルホテルのためにデザインされたものです。
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その際、デザインされたカトラリーは1968年のSF映画「2001年宇宙の旅」にも登場し、現在でもジュエリーブランドのジョージ・ジェンセン社の製品として購入することができます。
この一連のプロジェクトによってヤコブセンは近代建築の巨匠の仲間入りを果たしたと言われています。
出典:www.fritzhansen.com |
椅子の分野ではアントチェア(背もたれから座面まで一枚の板で作られた世界初の椅子)やセブンチェアも有名ですね。
こちらは現在でもフリッツ・ハンセン社の製品として定番となっています。
以上、ほんの一部をご紹介いたしましたが、
50年以上たっても色々なところで現行モデルとして大活躍のヤコブセンデザイン。
まさにタイムレス♪
是非お気に入りの一品を手にしてみてください。
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